10年の想いが紡ぐ、保護猫と企業コラボレーションの物語
- 猫庭管理人
- 4 日前
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更新日:3 日前
チョイスジャパン × 猫庭 コラボユニフォーム誕生秘話
運命は10年前から始まりました。
山口市の「猫庭」。保護猫たちが新しい家族との出会いを待つこの場所で、ひとつの特別なコラボレーションが生まれました。
企業として保護猫活動を支援する――その形は「コラボレーションユニフォーム」という、これまでにない挑戦でした。
しかし、この物語の本当の始まりは、今から10年前に遡ります。
🎤 今回のインタビュー

【聞き手】
🌸 手島姫萌(てしま ひめも):猫庭 館長

【語り手】
🏢 岡本尚子(おかもと しょうこ:チョイスジャパン 代表取締役社長夫人

※チョイスジャパン本社で遊ぶ"そら"
「しあわせ家族生活」が描く、家族の形
手島姫萌(猫庭館長):
今日は、保護猫活動に対して企業様が協賛という形で、共同コラボレーションユニフォームを作ってくださったことについて、お話を伺いたいと思います。なぜこのような取り組みを考えてくださったのか、企業としての想いを聞かせていただけますか?
岡本尚子さん(チョイスジャパン代表取締役社長夫人):
そうですね…チョイスジャパンの事業の柱が**「しあわせ家族生活」**という事業なんです。
猫庭館長:
「しあわせ家族生活」…素敵な名前ですね。
岡本尚子さん:
ありがとうございます。この「しあわせ家族生活」という事業名には、私たちの想いが込められていて。「家族」って、本当にいろんな形があると思うんです。
うちの会社にも、独身のメンバーもいれば、結婚している人もいる。自分がお母さんで子供がいる人もいるし、自分が子供という立場でお父さんお母さんと暮らしている人もいて。
猫庭館長:
確かに、家族の形は本当に多様ですよね。
岡本尚子さん:
そうなんです。その中で、今の時代って、ペットも家族なんですよね。猫ちゃんもワンちゃんも、それ以外のペットを飼っている人もたくさんいる中で、ペットも家族だって考えた時に、手島社長が身近にいらっしゃって、猫ちゃんを救う活動をされているのをずっと見てきたんです。
「しあわせ家族生活」という事業を通して、いろんな形の家族の幸せを支えたい。そう考えた時に、保護猫活動は私たちの事業の理念とぴったり重なったんです。


元幼稚園が紡ぐ、新しい物語
猫庭館長:
チョイスジャパンさんのオフィス、実は元幼稚園だって伺いました。
岡本尚子さん:
はい。使わなくなった幼稚園を、そのまま生かして会社にしているんです。
猫庭館長:
素敵ですね。子供たちの笑い声が響いていた場所が、今は「しあわせ家族生活」を支える場所になっているんですね。
岡本尚子さん:
そうなんです。そして実は、日曜日は地域の保護猫団体に無償で場所を提供しているんです。
猫庭館長:
えっ、そうなんですか!
岡本尚子さん:
はい。保護猫活動の活性化のお手伝いができればと思って。かつて子供たちが遊んでいた場所で、今度は猫ちゃんたちが新しい家族との出会いを待っている。なんだか不思議な縁を感じますよね。
猫庭館長:
本当に…幼稚園という場所の持つ温かさが、そのまま保護猫活動にも繋がっているんですね。
岡本尚子さん:
私たちができることは限られているけど、場所を提供することで、少しでも保護猫活動の力になれたらって。週末になると、猫ちゃんたちの里親さんを探す活動が行われているんですよ。

※チョイスジャパンを会場とし開催される譲渡会風景
「すごいな」と思いながら見ていた日々
岡本尚子さん:
正直に言うと、猫ちゃんを救う活動って、どう考えたって私たちにはできないことだったんですよね。
猫庭館長:
譲渡会場を提供してくださることは、本当に大きな支援です。
岡本尚子さん:
ありがとうございます。でもてしま旅館さんが「猫庭」を始められて、それを身近にやってらっしゃる姿をずっと見てきて、「もっと何かできないかな」っていう思いはみんなそれなりにあったと思うんです。
場所の提供だけでなく、何かできないかなって思いつつも、なかなか人って何もできなくて、行動になかなか移せなくて…「すごいなー」って思って見てるだけの期間が、多分すごく長かったと思うんですよね。
猫庭館長:
そうだったんですね…
岡本尚子さん:
でも、「しあわせ家族生活」という事業を続けていく中で、ペットと暮らす家族の幸せを考えた時、保護猫活動とより深くつながることは、私たちの使命なんじゃないかって思うようになったんです。

※スタッフの皆さんと打ち合わせ"
ユニフォームが繋ぐ、想いのカタチ
岡本尚子さん:
けど、こういうふうにコラボのユニフォームを作っていただけるっていう機会ができて、逆に私たちができることがあるんじゃないかって。
私たち、今まで何回かユニフォームを作ってきて、「このユニフォーム素敵だね」「いいね」って注目してもらえることが結構多くて。うち、若い女の子も多いので、女の子たちが着たがるようなユニフォームを作りたかったんです。

猫庭館長:
確かに、デザイン性も大事ですよね。
岡本尚子さん:
それで、さらに猫庭さんとのコラボができたら、いろんなお客さんに会う時に、それこそが一番のPRになるんじゃないかなって。
「しあわせ家族生活」のスタッフが着ているユニフォームを見て、「この猫のマークは何?」って聞かれたら、保護猫活動のことを話すきっかけになる。着ているだけで、保護猫活動のことを知ってもらえる。
猫庭館長:
日曜日に元幼稚園で保護猫の譲渡会をされて、平日はユニフォームを通して保護猫のことを広めてくださる…本当に多面的な支援ですね。
岡本尚子さん:
今回、そういうユニフォームの制作を受けていただいたという感じです。
全然うまく喋れてないですけど…(笑)
猫庭館長:
すごいです!もう、お話の中に全部詰まってます。


完成したコラボマウンテンパーカー!

※猫庭の工事風景
10年前から始まっていた物語
猫庭館長:
実は、チョイスさんをはじめ、岡本様としてのつながりは、猫庭の一番最初のクラウドファンディングからなんです。本当に最初から支援してくださっています。
そして、1匹の保護猫。「ちーちゃん」のこと。
岡本尚子さん:
うん、そうですね。

※元幼稚園の教室にて
猫庭館長:
岡本様が野良猫ちーちゃんと出会って、「どうにかならないか」とご相談を受けて、私たちがちーちゃんを受け入れたというところから始まりました。 10年越しの想い――
岡本尚子さん:
この10年、ちーを引き取ってもらったから、ずっと10年間「いつか絶対に猫ちゃんを家族に迎え入れるんだ」っていう思いを持ちながら過ごしたんです。 でも、借家だったっていうのもあるし、出張も多くて自分たちが精一杯で、心の余裕も本当になくて。
猫庭館長:
そうだったんですね。
岡本尚子さん:
そして、「しあわせ家族生活」という事業を立ち上げて、元幼稚園を会社にして、日曜日には保護猫団体様に場所を提供するようになって。多くの家族の幸せを支える立場になって。
そうやって事業を育てていく中で、やっと自分たちも猫ちゃんを迎え入れる準備ができたんだなって。
今回、タイミング的にはきっかけっていうきっかけがあったわけじゃないけど、思い切ることができた。家も買うことになったし、お仕事で猫庭さんにお伺いする機会が多くあったし。今回、迎える状態ができて、猫庭さんから「海(うみ)」と「空(そら)」を家族に迎えました。
受け入れる準備を10年間かけてしてきたのかなっていう感じはあります。

※猫庭開設当初の館長(小学3年生)
猫を迎えて、人生が一変した
猫庭館長:
海と空を迎えてくださって、何か生活で変わったことはありますか?
岡本尚子さん:
もう本当に、生活が一変したというか…真逆になったというか。
仕事が忙しくて、日中ほとんど家にいないっていう生活のリズムはなかなか変えられなくて、そこは変わってないんです。でも、家に帰る時、帰る瞬間からずっともう海と空のことを考えて…仕事中もそうなんですけど、「何してるかな」「悪さしてないかな」って思いながら帰るんです。
猫庭館長:
わかります(笑)
岡本尚子さん:
もう帰った瞬間から、海がすごい「おかえり、ただいま」の時に興奮するんですよ!もう「撫でて撫でて」でゴロゴロゴロって。空は意外と、そばでぶちーっと見てるだけなんですけど(笑)
海は普段、離れたところからポツンって見てるタイプの子なんですけど、帰った時だけの「おかえり」の愛情表現がすごくて。

※岡本社長のご自宅にて"うみとそら"
夫婦の会話も、笑顔も増えた
岡本尚子さん:
それがあるからこそ、もう早く帰りたいと思うし、仕事で嫌なこともたくさんあるけど、帰った瞬間から「ただいま」って言ってすごい笑顔が出るっていう環境自体が、本当に一変して。
今までは会社でぶつかり、夫婦でぶつかったまま帰って、家で一言も喋らないこと、もうしょっちゅうだったんです。
猫庭館長:
そうだったんですね。

岡本尚子さん:
でも、帰って海と空がいるから、夫婦間での会話も増えるし、仕事のことはもうさておいて、「海がこうやない?」「空がああやない?」っていう会話もやっぱり増えて。
本当に環境が一変したというか、基本的な仕事のペースはなかなか変えられないけど、もう気持ちの持ちようが全然変わったなっていう感じはすごくします。
「しあわせ家族生活」という事業名を掲げながら、実は自分たちの家族の幸せを見失っていた部分があったのかもしれません。海と空が来て、本当の意味での「しあわせ家族生活」を実感できるようになりました。
猫庭館長:
ありがとうございます。本当に嬉しいです。元幼稚園という温かい場所で働きながら、家に帰れば海と空が待っている…素敵な毎日ですね。

※岡本社長のご自宅にて"うみとそら"
姫萌と「ちーちゃん」、10年の絆
岡本尚子さん:
ちーちゃんは、姫ちゃんの部屋で元気にしてますか?
猫庭館長:
すごい臆病で、私にしか慣れてないんですよ。
岡本尚子さん:
えー!なんでなんですかね?うちにいる時、まだ本当に小さかったからかもしれないけど、私にも社長にも別になんともなかった感じがするけど…
猫庭館長:
はじめは家の猫たち3匹 と合わせてみたんですが、猫が苦手な猫ちゃんみたいで。私の部屋で1対1で暮らすことになりました。
岡本尚子さん:
1匹向きの猫ちゃんなのかもしれないですね。でもそうやって自分の居場所を見つけたんですね。
猫庭館長:
はい。私も中高辛いこともありましたが、部屋に戻ったらちーちゃんがいてくれて。ちーちゃんとの出会いをいただけたので…本当に感謝しています。
岡本尚子さん:
こちらこそ、ありがとうございます。ちーちゃんが姫ちゃんの「しあわせ家族生活」を作ってくれてるんですね。
元野良猫を、一番幸せに
岡本尚子さん:
今の海と空もそうですけど、ちーのことも本当に幸せになってくれたらいいなっていう思いがあって。なかなか何が正解かは全然わかんないんですけど…
とにかく一番幸せな元野良猫にしてやろうと思って。
猫は喋らないから、何が幸せか、何を喜んでるのか、正解はわからない。でも、できるだけ海と空が中心の生活ができたらいいなと思って、日々過ごしてます。

※チョイスジャパンの本社講堂で遊ぶ"うみとそら"
岡本尚子さん:
私たちが「しあわせ家族生活」という事業を通してお客様に提供したいと思っている幸せを、まず自分たちが実践していきたいんです。
猫庭館長:
元幼稚園という場所で保護猫活動を支援しながら、ご自宅では海と空との暮らしを大切にされて。本当すごいです!!!
想いを纏い、未来へ繋ぐ
チョイスジャパンと猫庭のコラボレーションユニフォーム。
それは単なる企業の社会貢献活動ではなく、10年という時間が紡いだ、命と命の繋がりの物語でした。
「ちーちゃん」という一匹の猫との出会いから始まり、「海」と「空」を家族に迎えるまで。
かつて子供たちの笑い声が響いていた幼稚園は、今、「しあわせ家族生活」を支える企業の拠点となり、週末には保護猫たちが新しい家族との出会いを待つ場所となっています。
そして、若いスタッフたちが誇らしげに着るコラボユニフォームには、保護猫たちへの想いが込められています。
「しあわせ家族生活」
この事業名には、チョイスジャパンの理念が詰まっています。
家族の形は一つじゃない。
人と人、人と猫、企業と保護活動、そして地域と地域――
それぞれの「しあわせ」を支え、繋いでいく。
そんな想いが、このユニフォームに織り込まれています。
あとがき:これからも続く物語
このインタビューを終えて、私たちは改めて感じました。
保護猫活動は、特別な人だけができることではない。
「何かできないかな」と思いながら見ている期間があってもいい。
大切なのは、その想いを形にする勇気。
場所を提供すること。
ユニフォームを通して広めること。
そして、自分自身が保護猫を家族に迎えること。
チョイスジャパンの「しあわせ家族生活」事業は、様々な形で保護猫活動を支えています。
元幼稚園という温かい場所で育まれる活動が、スタッフの皆様が着るコラボユニフォームとなって街へ広がり、今日もどこかで誰かの目に留まり、保護猫のことを考えるきっかけになっているかもしれません。
10年前の小さな出会いが、今、大きな輪になって広がっています。
【お問い合わせ】
🐱 猫庭(ねこにわ)
NEKONIWA株式会社:手島歌七多
📍 山口市阿知須7418-8
🏢 チョイスジャパン株式会社
事業:「しあわせ家族生活」
所在地:山口県下関市山の田北町4-8
チョイスジャパン
ホームページ:https://choicejapan.net/
しあわせ家族生活
ホームページ:https://happyfamilylife.shop

岡本昭宏 社長
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